【看護師】辞めたいけど辞められない…私が「休職」を選んだ理由

転職・キャリア

「もう仕事に行くのが限界。でも、次の仕事も決まっていないし、辞めるのも怖い…」

そんなとき、私は「休職する」という選択肢を知りました。

当時の私は、働き続けるか、退職するか。その2つしかないと思っていたんです。

でも、限界まで追い詰められていた私にとって、「一度仕事から離れて休む」という選択は、その後の人生を考え直すきっかけになりました🌸

今回は、大学病院で働いていた私が休職を決めるまでのこと、地元に戻って休んだこと、休職中に考えていたことを、当時の自分の気持ちと一緒に書いていきます。

「辞めたい」のに、辞めることもできなかった

当時の私は、かなり前から「辞めたい」と思っていました。

仕事に行く前は、病棟に着くまでできるだけ深呼吸をして、なんとか心を落ち着ける。

そして病棟に入った瞬間、スイッチが入ったように足早に情報収集を始める。

見落としがないように必死になりながら、時間も気にして急いで情報を取る。

朝の情報収集をしている時点から、動悸や息苦しさを感じることもありました。

それでも、すぐに退職することはできませんでした。

「人手が足りないのに、自分が辞めたら迷惑をかける」

「次の仕事を決めてからじゃないと辞められない」

「まだ経験が浅いのに辞めるなんてダメなんじゃないか」

いろんな気持ちがあって、動けなくなっていました。

働きながら転職活動をする余裕もなくなった

本気で退職を考えるようになった頃には、働きながら転職活動をすることもできなくなっていました。

仕事から帰ると、もうヘトヘト。

精神的にもボロボロで、家に帰る道から涙が止まらない。

家に帰ってからも大泣きして、休日になると天井を見上げたまま過ごすこともありました。

指を動かすのもしんどいような感覚で、ほとんど何もできない。

そんな状態で求人を探して、応募して、面接を受ける。

私には到底できませんでした。

結局、転職活動はいったん断念しました。

「このまま働き続けるのは無理かもしれない」

仕事を辞めたい。

でも、次の仕事も決まっていない。

転職活動をする体力もない。

それなのに、このまま働き続けるのも無理。

そんな状態になって、私はようやく「一度仕事から離れないとダメかもしれない」と思うようになりました。

そこで選んだのが「休職」でした

それまでの私は、

「働き続ける」か「辞める」

この2つしかないと思っていました。

でも、そこで「休職して、一度立ち止まる」という選択肢があることに気づきました。

私は勇気を出して、地元の心療内科を受診しました。

そこで診察を受け、診断書を出してもらったことで、休職することになりました。

受診すること自体、当時の私にとっては大きな決断でした。

「本当にここまでしないといけないのかな」

そんな気持ちもありました。

でも、今振り返ると、あのとき受診したことが大きな転機だったと思います。

休職して、まず地元に戻った

当時は就職をきっかけに上京して、一人暮らしをしていました。

でも、休職することになってからは、地元に戻ることにしました。

両親には、それまで毎日のように電話で話を聞いてもらっていました。

だから、心身ともに限界だった私にとって、家族のいる地元に戻れたことは大きかったです。

「仕事に行かなくていい」

それだけで、少しだけ呼吸がしやすくなったような感覚がありました。

休んでいるのに、すぐには元気にならなかった

休職したら、すぐに元気になる。

私は最初、どこかでそんなふうに思っていました。

でも、実際は違いました。

職場から離れているのに、動悸や息苦しさを感じることがありました。

そのとき初めて、

「私、思っていた以上に無理してたんだ」

と気づきました。

職場にいるときは、目の前の仕事をこなすことに必死でした。

だから、自分がどれだけ疲れているのかを考える余裕すらなかったんだと思います。

「看護師に向いていない」とまで思っていた

休職するほどになった私は、看護師そのものに自信をなくしていました。

「私って看護師に向いていないんじゃないかな」

そんなふうに思っていました。

せっかく看護師免許を取ったのに。

ここまで頑張ってきたのに。

これからどうすればいいんだろう。

「何か手に職をつけなきゃ」という焦りもありました。

でも、休んでいる間に少しずつ気持ちは変わっていきました。

休職したことで「すぐに答えを出さなくていい」と思えた

働いているときは、常に焦っていました。

仕事に行かなきゃ。

もっと勉強しなきゃ。

早く仕事を覚えなきゃ。

辞めるなら次を探さなきゃ。

でも、休職して仕事から離れたことで、少しずつ考える時間ができました。

「今すぐ答えを出さなくてもいい」

そう思えるようになったんです。

まずは休む。

少し元気になってから考える。

私にとっては、この順番が必要でした。

休職中に、少しずつ「これから」を考えるようになった

心身が少しずつ落ち着いてくると、今度は「これからどうしたいか」を考えるようになりました。

もう一度看護師として働くのか。

それとも、看護師以外の仕事を探すのか。

次に働くなら、どんな環境がいいのか。

そんなことを、焦らず考えられるようになりました。

そして最終的に私は、もう一度看護師として働く道を選びました。

私の場合、休職は「逃げ」ではなかった

当時は、休職することに対して少し罪悪感もありました。

「みんな働いているのに、自分だけ休んでいていいのかな」

そんな気持ちもありました。

でも、今振り返ると、休職は逃げではなかったと思っています。

自分を立て直すために、一度立ち止まった。

ただ、それだけです。

むしろ、あの状態のまま無理を続けていたら、その後どうなっていたのか分かりません。

休職中のお金はどうしていた?

ここは、私自身も休職するときに気になっていたことでした。

「仕事を休んだら収入はどうなるんだろう?」

という不安があったからです。

私の場合は、休職中に傷病手当金を数か月受け取ることができました。

そのおかげで、すぐに退職して無収入になるのではなく、休みながら今後のことを考える時間を持つことができました。

ただし、休職できるかどうかや、傷病手当金を受け取れるかどうか、金額や期間などは、勤務先の制度や加入している健康保険などによって異なります。

私と同じようになるとは限らないので、実際に休職を考える場合は、自分の勤務先や加入している健康保険に確認することをおすすめします。

もし「あの頃の私」に今、声をかけられるなら

もし、あの頃の自分に声をかけられるなら、私はこう言いたいです。

「そんなに急いで答えを出さなくてもいいよ」

辞めるか、続けるか。

看護師を続けるか、辞めるか。

次の仕事をどうするか。

そんなことを全部一度に決めようとしなくてもよかったんだと思います。

まず休む。

自分の状態を立て直す。

それから考える。

私には、それが必要でした🌸

「辞めたいけど辞められない」なら、休むことも選択肢のひとつ

もし今、看護師の仕事がつらくて、

「辞めたい。でも次の仕事も決まっていない」

「働きながら転職活動なんてできない」

「でも、このまま働き続けるのも無理」

と思っているなら、私のように「一度休む」という選択肢もあります。

もちろん、休職がすべての人にとって正解というわけではありません。

でも、当時の私は「休職」という選択肢を知ったことで、退職か我慢かの二択から抜け出すことができました。

今いる職場から一度離れて、自分のこれからを考える時間を作る。

それも、自分を守るための選択肢のひとつだと思っています🍀

私自身、この休職期間があったからこそ、少しずつ心を立て直して、その後の転職について考えることができました。

次の記事では、そんな私が「1年間休んでいる間、何をしていたのか」「どうやって看護師としてもう一度働く気持ちを取り戻したのか」について書いていきます🌸

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